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ひろピーアニメ夜話 #1
ワタシのヲタさ加減は皆さん、広くご存知でしょうが(?)たまにゃ音楽以外のそういう話もしましょう。
っつー事で、不定期企画スタートするど(笑)。

第一回目は、何を隠そう「アルプスの少女ハイジ」。

いや、今キッズステーションでやっててね、もう何度観たか知れない作品なのに、やってるとつい観てしまう・・・。

懐かしさ・・・いや、違う。
やっぱ圧倒的な作品の力。
大体、男の子が熱狂して観るような類いのモンではないよネ。

メインスタッフだった宮崎駿が語ってたが、この作品ときたら劇的な事はほとんど起こらない。
基本的に、ハイジの日常を淡々と描いてるだけ。
なのに、深く心に残っているこの事実。

とにかく、画面に引き込まれるのよね。
これは、全カットのレイアウトやった宮崎駿の功績が大きい。
映像作品とは、目で見てナンボと教えてくれる。

加えて、キャラクターの細かい演技。

キャラクターのみならず、あらゆる描写の細やかさにはホント、関心する。

ほとんどメインのアニメーターだった羽根章悦って人は、当時マジンガーZのキャラデザインや作画監督してた人で(ハイジの後、海のトリトン)その幅広い芸風に脱帽。

そして、話の筋とは何ら関係ない部分を丹念に描いている。
一番いい例は、チーズを火で炙るお馴染みのシーン。

あんなの、ああ、チーズを料理してんだな、ってのが判りゃそれでいいのに、秒数かけてわざわざトロ~リと柔らかくなる様を描写してる。

結果、話の筋はあやふやでも、チーズの柔らかくなる様を鮮明に憶えてるって人は多いと思う。

これ、子供の興味や好奇心の目線から来てる演出なのよね。
だから強烈に記憶に残るワケ。

これも宮崎駿が語ってたんだが、前作「パンダコパンダ」作った時に、子供の目線でもって丁寧に作れば、子供は物凄い集中力で作品を見てくれる、と気付いたらしい。
ハイジにはまるまる、その方法論を持ち込んだらしいのだ。

単なるリアリズムとは違う、マンガならではの面白さ。
高畑監督はその辺のバランスが絶妙で、後に劇場版「じゃりン子チエ」観た時も、人物造型や配置も含めて同じ感触を持った。

まぁ、今のトシになって観るとガキの時分にはなかった視点でも観れるワケで、やっぱ世俗から離れたおじいさんに感情移入してしまうし(笑)ロッテンマイヤーさんなんてのも、悪役とまでは云わないけども、まぁ憎まれ役みたいな位置にいるよね?

でも、ロッテンマイヤーさんは彼女なりにクララの身を案じているのだ。
そのためのウルサイ小言であるし、大人ってそう云っちゃうんだよね、って気分が今ならワカル。

高畑監督は、このロッテンマイヤーさんを唯一のコメディリリーフにしているところも見事だ。

まぁ語り出すとキリのない名作だが、オッサンになってしまった今となっては、おじいさんとロッテンマイヤーさんがデキちゃった、とかだと面白ぇだろうなぁとか考えてしまう。

オレやっぱ、不良中年(笑)。

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がきおやじ | 01:59:13 | Trackback(0) | Comments(4)

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