投稿日:2009-03-13 Fri
春になってスガコもヨシコもミツエもみんな股間が溶けてまいりました。お花畑も愛の季節を迎え花粉症の皆さんはかなり苦労しているようでガスな。
猫はアォウアォウと赤子のようなセクシーヴォイスを奏で、強い風に女子校生のおパンツがチラリとのぞく素晴らしい春がやってきましたぜ!
春なのに、ああ春なのに。がきおやじの予定は今やスッカラカンのカラッケツなんであります。ため息また一つ。
まあ新曲をこの暇にバンバンやっつけてやるつもりではいますがね。
桜前線が上がってきたらたまにはゆっくり花見なんかやりたいなぁ。
ライヴがないならいっそみんなで大花見大会でもやるかい?
お客さんも誘ってさ。
まあ会費制か皆でなんか持ち寄って、横浜あたりならどうやろか。。
打ちあげでゆっくり呑む機会も最近なかなか少ないし、そういう親善イベントもたまにゃいいんでないかなぁ…。
せっかくの愛の季節ですよ。
つながりを堪能したいじゃんか♪
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投稿日:2009-03-09 Mon
寒い時期にいっつも思い出す、若かりし頃の思い出です。プロのドラマーになるために修行してた頃の話ですわ。
ワタシ19歳。
当時のオレときたら、友達もいない、親の元に帰れば男がすたる。
修行中なんだから当たり前。
音楽一辺倒だから、ちょいとした変わりモンだったかも判らん。
高校の頃の同級生とかが店に来てくれたりもしたけど、オレはほとんど無視。
オレに会いに来てくれてんのに・・・今考えると申し訳ないよね。
でもね、そういう風に突っ張ってないと負けそうになるんだ。
満足に食べる事も出来ねぇんだから、楽しそうな誘惑は排除するみたいな。
スニーカーとサンダルを一足ずつしか持ってないような状態で、冬もTシャツ一枚みたいな。
おかげで、今でも寒さには強いぞ(笑)。
そんな状態で宮崎で修行してた19歳の頃、オレが働いてたジャズクラブにたまに来るお客さんがいた。
とっても大人なお姉さんって感じ。
その人が当時、自分でジャズバーをオープンしたんだ。
忘れもしない、宮崎にしては珍しく雪が降った夜、酒も呑めないのにオレはその大人なお姉さんの店に行った。
サンダルにTシャツで。
その雪の夜、あまりにも寂しくて・・・しょせんはガキよね。
ただカウンターに座って、トレーンのレコード聴いてただけ。
酒は目の前にあるけれど、その頃は呑めなかったからとりあえず口を付けるだけ・・・てな感じで、クローズの時間。
帰ろうとしたら「この雪の中そのサンダルで来たの?靴、無いの?」と。「ええ、まぁ」「ちょっと待ってて」
奥からビニールに入った服持ってきて「これ着て帰りなさい」と、ボアの付いた新品のジャンパーをくれた。
「いや、いいですよ」と云ったものの「寒いでしょ!そんなサンダルで・・・せめて着て行きなさい!どうせ貰いモンなんだから遠慮しなくていいのよ」と、そのジャンパー着させられて「気を付けてね」と送り出された。
帰り途をテクテク歩きながら、涙がポロポロこぼれた。
首周りのボアのあったかさで、サンダルに当たる雪の冷たさなんて全く感じなかったっけ・・・。
それから何年かして、レコード出した時(CDではない)キャンペーンで宮崎行った時、当然その店を訪れた。
「レコードが出たんですよ」本当に喜んでくれて、店の一番目立つところにポスター貼ってくれて、また涙が出た・・・。
それから20年以上が経った。
今、がきおやじなんてバンドやってるが、同じように喜んでくれるだろうか。
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