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昔バナシ byひろピー
寒い時期にいっつも思い出す、若かりし頃の思い出です。

プロのドラマーになるために修行してた頃の話ですわ。
ワタシ19歳。

当時のオレときたら、友達もいない、親の元に帰れば男がすたる。
修行中なんだから当たり前。
音楽一辺倒だから、ちょいとした変わりモンだったかも判らん。

高校の頃の同級生とかが店に来てくれたりもしたけど、オレはほとんど無視。
オレに会いに来てくれてんのに・・・今考えると申し訳ないよね。

でもね、そういう風に突っ張ってないと負けそうになるんだ。
満足に食べる事も出来ねぇんだから、楽しそうな誘惑は排除するみたいな。

スニーカーとサンダルを一足ずつしか持ってないような状態で、冬もTシャツ一枚みたいな。
おかげで、今でも寒さには強いぞ(笑)。

そんな状態で宮崎で修行してた19歳の頃、オレが働いてたジャズクラブにたまに来るお客さんがいた。

とっても大人なお姉さんって感じ。
その人が当時、自分でジャズバーをオープンしたんだ。


忘れもしない、宮崎にしては珍しく雪が降った夜、酒も呑めないのにオレはその大人なお姉さんの店に行った。
サンダルにTシャツで。
その雪の夜、あまりにも寂しくて・・・しょせんはガキよね。

ただカウンターに座って、トレーンのレコード聴いてただけ。
酒は目の前にあるけれど、その頃は呑めなかったからとりあえず口を付けるだけ・・・てな感じで、クローズの時間。

帰ろうとしたら「この雪の中そのサンダルで来たの?靴、無いの?」と。「ええ、まぁ」「ちょっと待ってて」
奥からビニールに入った服持ってきて「これ着て帰りなさい」と、ボアの付いた新品のジャンパーをくれた。

「いや、いいですよ」と云ったものの「寒いでしょ!そんなサンダルで・・・せめて着て行きなさい!どうせ貰いモンなんだから遠慮しなくていいのよ」と、そのジャンパー着させられて「気を付けてね」と送り出された。

帰り途をテクテク歩きながら、涙がポロポロこぼれた。
首周りのボアのあったかさで、サンダルに当たる雪の冷たさなんて全く感じなかったっけ・・・。


それから何年かして、レコード出した時(CDではない)キャンペーンで宮崎行った時、当然その店を訪れた。

「レコードが出たんですよ」本当に喜んでくれて、店の一番目立つところにポスター貼ってくれて、また涙が出た・・・。


それから20年以上が経った。

今、がきおやじなんてバンドやってるが、同じように喜んでくれるだろうか。
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がきおやじ | 02:51:29 | Trackback(0) | Comments(4)
コメント
素敵です
そんな素敵なお姉さんになっていたい10年後…

感覚や匂いって記憶を妙にリアルに呼び覚ましますよねぇ…
2009-03-10 火 00:14:40 | URL | ゆうこっち [編集]
★ゆうこっち
いやいや、その大人なお姉さんも当時は20代・・・もしくは30前後やったと思うよ。
オレがガキ過ぎて、物凄く大人に見えたけど・・・。

確かに、皮膚感覚みたいな部分ってカラダは憶えとるねぇ。
2009-03-11 水 01:06:51 | URL | ひろピー [編集]
イイ話ですね
そのまんま歌になりそう。

ひろピー物語、連載キボン(笑)
2009-03-11 水 09:10:46 | URL | ふうた [編集]
★ふうた
まぁ若い頃の苦い・・・カッコ悪い思い出だぁね。

このテの話は山ほどあるが、連載は・・・(苦笑)。
2009-03-12 木 00:11:33 | URL | ひろピー [編集]
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